技術情報– category –
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MySQL Shell の dumpInstance() 帯域制限オプション活用法
はじめに MySQL Shell 8.0.21 で MySQLインスタンスのダンプ機能 が実装されてから1年以上が経過しました。こちらは従来の mysqldump と違って、処理の並列化(効率UP)や細かな制御が可能ということもあり、弊社でも徐々に実際の業務で使用するケースが... -
MySQL 8.0 における mysqldump の変更点について
はじめに 2021 年 10 月現在、MySQL 8.0 がリリースされて約 3 年半が経過しました。 その間、MySQL 8.0.17 でリリースされたクローンプラグインであったり、MySQL Shell 8.0.21 にリリースされたダンプロードユーティリティ(LoadDump())であったりと、デ... -
MySQLへのブルートフォースアタックのリスクを軽減する
はじめに MySQLの機能レベルで ブルートフォースアタック への対策を講じようとした場合、一般的には、以下のような対策が考えられます。 アカウントパスワードに様々な文字種を使用し、桁数を長めに設定する。 bind_address で、接続元ホストを制限する。... -
MySQL Database Serviceでポイントインタイムリカバリを実施する
はじめに MySQL Database Service (以下 MDS) は自動バックアップの機能がありますが、 DBの運用ではバックアップからのリストアだけでなく、ポイントインタイムリカバリを行いたい場合もあるかと思います。 今回はOracleの以下のブログ記事で紹介されてい... -
MySQL Database Serviceのモニタリング拡張とヘルスモニターについて
はじめに 今回は先月拡張されたMySQL Database Service(以下MDS)のモニタリング機能とヘルスモニタ―についてご紹介します。 リリースノートはこちらからご覧ください。 MDSのモニタリング機能に関しては以前MySQL Database Service のモニタリングを考える... -
【OCI】コンソール履歴を使用してトラブルシューティングに役立てる
はじめに 少し前になりますが、 8/4 にコンソール履歴という機能がリリースされました この機能は、シリアル・コンソールによって取得されたOSレベルのエラー・メッセージが表示されるとのことで、インスタンスが起動しないなどの際のトラブルシューティン... -
HeatWave 運用自動化の新機能:MySQL Autopilot について
2021年8月、HeatWave の最新機能として 「MySQL Autopilot」 が発表・リリースされました。 プレスリリース Oracle Announces MySQL Autopilot for MySQL HeatWave Service Oracle Live Oracle Live: MySQL Database Service—New HeatWave Innovations 運... -
MariaDB 10.6 と MaxScale 6.0 について調べてみた
はじめに 2021年7月6日に MariaDB の新しいメジャーバージョンである 10.6 がGAリリース(10.6.3)されました。 その後、8月6日には 10.6.4 がリリースされ、これが現在の最新版となっています。 また、MariaDB社が開発しているプロキシソフトウェア MaxSc... -
HeatWave の Auto ParallelLoad 機能について
はじめに 2021 年 7 月 23 日に、MySQL Database Service の HeatWave において、Auto Parallel Load 機能が追加されています。 これまで、HeatWave クラスタにデータをロードするためには、以下のように個々のテーブルで ALTER TABLE ... SECONDARY_LOAD ... -
MySQL8.0でJSONの配列にインデックスを使う
今更となりますが、2019年7月22日にリリースされた MySQL 8.0.17 で Multi-Valued Indexes 機能が追加されました。 (日本語リファレンスでは 複数値インデックス と記載されています。) Multi-Valued Indexes は、JSON の値の配列に対するインデックス付...