「MySQL・PostgreSQL・Oracle・SQL Serverをそれぞれ別のツールで管理しており、切り替えのたびに手間がかかっている」「データベースの種類が増えるたびに、管理担当者の学習コストが膨らんでいる」
情報システム部門やDBA担当者から、こうした声をよく耳にします。
複数のデータベースを並行運用する環境では、ツールの乱立が担当者の負担を増大させ、バックアップ漏れや対応遅延といった運用リスクにもつながりかねません。「どのツールに統一すればよいか」「コストに見合う効果が出るのか」という判断基準が整理できず、導入検討が進まないケースも少なくありません。
本記事では、全世界500万ユーザーが利用するデータベース管理ツールNavicat Premiumについて、機能・価格・エディション比較から導入事例・購入手順まで、選定判断に必要な情報を体系的に解説します。
Navicat Premiumの概要
Navicat Premiumとは
Navicat Premiumは、香港のPremiumSoft CyberTech社が開発・提供するマルチデータベース対応のGUIデータベース管理ツールです。MySQL、Redis、MariaDB、MongoDB、SQL Server、Oracle、PostgreSQL、SQLiteなど主要なデータベースに単一のアプリケーションから同時接続できる点が最大の特徴です。全世界で500万ユーザーに利用されており、国内でも田辺三菱製薬・富士ゼロックス・株式会社セガ・インタラクティブをはじめとする多くの企業・大学・自治体で採用されています。
従来、複数のデータベースを扱う現場では、データベースごとに専用ツールを使い分ける必要があり、学習コストや管理の複雑さが課題でした。Navicat Premiumはこの課題を解消し、DBA・開発者・データアナリストのあらゆるニーズに応える統合ソリューションとして高い評価を受けています。
主な機能と利点
Navicat Premiumが選ばれる理由は、機能の豊富さだけではありません。直感的なGUIによって専門知識の少ないユーザーでも操作しやすく、実際に株式会社セガ・インタラクティブは「説明書を読まなくても操作ができるわかりやすいGUI」と評価しています。自動化機能によって定型業務の工数を大幅に削減できるほか、ビジュアルなクエリビルダー・スケジュール機能付きのバックアップ・復元・データ同期・ERダイアグラム生成・データモデリングなど、データベース管理に必要なすべての機能が統合されています。また、Windows・macOS・Linuxのクロスプラットフォームに対応しており、チームの環境を選ばず導入できます。
Navicat Premiumの基本機能
データベース接続と管理
Navicat Premiumは、1つのアプリケーションでMySQL・Redis・MariaDB・MongoDB・SQL Server・Oracle・PostgreSQL・SQLite・Snowflakeに同時接続できます。さらに、Amazon RDS・Amazon Aurora・Amazon Redshift・Amazon ElastiCache・Microsoft Azure・Oracle Cloud・Google Cloud・MongoDB Atlas・Redis Enterprise Cloudといったクラウドデータベースにも対応しており、オンプレミスとクラウドの混在環境でもシームレスに管理できます。接続はSSH・SSL・HTTPトンネルによる暗号化に対応しており、セキュリティ面も安心です。
クエリビルダーとデータ編集
ドラッグ&ドロップでSQLを組み立てられるビジュアルクエリビルダーを搭載しており、SQLの記述に不慣れなユーザーでも複雑なクエリを作成できます。高度なコードエディタにはシンタックスハイライト・コード補完・コードスニペット機能が備わっており、上級者にとっても作業効率を高める環境が整っています。データグリッドからは直接レコードの追加・編集・削除が可能で、スプレッドシートライクな操作感でデータを扱えます。
バックアップと復元機能
データの保全はデータベース運用の要です。Navicat Premiumはスケジュール設定による定期的な自動バックアップをサポートしており、バックアップファイルは圧縮オプションを有効にすることでストレージの節約にも貢献します。復元時はGUIの操作に従うだけで完了するため、緊急時でも迅速に対応できます。
データインポートとエクスポート
CSV・Excel・JSON・XML・TXT・Accessなど多様なフォーマットに対応したインポート/エクスポート機能を備えています(AccessへのエクスポートはWindows版のみ。SQLファイルはダンプ機能経由で対応)。フィールドマッピングや文字コードの変換設定も柔軟に行えるため、異なるシステム間のデータ移行や定期的なデータ連携にも活用できます。また、データ転送・データ同期機能を使えば、異なるデータベース間でのデータ移行や差分同期の自動化も可能です。
Navicat Premiumのエディション比較
各エディションの特徴
Navicat PremiumはEnterprise Editionと非商用版を提供しています。
Enterprise Editionはデータモデリング機能を含むフル機能版で、商用利用する法人・企業が選択するエディションです。
非商用版はEnterprise Editionと同等の機能を持ちながら、教育機関・非営利組織・慈善団体・図書館・研究機関・学生・教職員・個人(非商用目的)のみが購入できるライセンスです。法人や政府機関は商用ライセンスの購入が必要となります。なお、基本機能を無料で使えるNavicat Premium Liteも別途提供されています。
価格とライセンスの選択肢
navicat.jpで提供されているNavicat Premiumの価格は以下の通りです(2024年8月現在)。
| エディション | 税抜価格 | 税込価格 |
| Enterprise | 264,000円 | 290,400円 |
| 非商用版 | 131,800円 | 144,980円 |
ライセンスは永続ライセンスで提供されており、購入後にダウンロード情報とライセンスキーがメールで届く形式です(自動発行ではなく、担当者による確認後の発行)。5本以上のボリューム購入については、お見積りフォームからご相談いただくことで割引対応が可能です。
無料版「Navicat Premium Lite」の機能と制限
PremiumSoft社は商用・非商用を問わず、中小企業から個人開発者までを対象に「Navicat Premium Lite」を無償提供しています(1組織あたり最大5ユーザーまで)。基本的なデータ閲覧・編集・クエリ実行には対応していますが、データモデリング・スケジュールタスク・高度なデータ同期・バックアップ自動化など業務向けの機能は利用できません。なお、Navicat Premium Liteはnavicat.jpの販売対象外となりますので、商用利用・本格的な業務利用にはEnterprise Editionのご購入をご検討ください。
有償版「Navicat Premium」Enterprise・非商用版の違い
Enterprise Editionは、Navicat Premiumのエディションの中でデータモデリング(モデル機能やER図関連機能)やBI等を含む高度機能を利用できる上位エディションです。
非商用版(Non-Commercial License)は、機能面では同等製品のEnterprise Editionと同一ですが、教育機関・非営利/慈善団体などの非商用用途に限定されます。たとえば「全日制の教育を提供する認定教育機関(公立/私立)」や、非営利組織、慈善団体、図書館、研究機関、博物館等が対象です。
さらに個人についても、法人等に属さない自然人で、商用目的で利用しない場合は非商用ライセンスの対象となります。
Navicat Premiumはどんな企業におすすめか
Navicat Premiumが特に威力を発揮するのは、複数種類のデータベースを同時に運用し、管理ツールが分散している企業・組織です。MySQL、PostgreSQL、SQL Server、Oracleなどを含む複数DBを単一のGUIで扱えるため、運用の標準化や学習コストの削減が期待できます。
また、データ移行や同期(Data Transfer / Data Synchronization など)に加え、日常作業をバッチジョブとして作成・スケジュール実行できるため、DBAや開発者の人数が限られるチームの効率化にも向きます。
Windows・macOS・Linuxに対応しており、チーム内でOSが混在していても運用しやすい一方、クロスプラットフォームライセンスは「同時利用」ではなく、必要に応じて別OSへライセンスを移行(deactivate後に再activate)する運用になります。
さらに、SSHトンネリングやSSL/TLSによるセキュア接続に対応しているため、暗号化接続を求める環境でも要件整理の土台にしやすいでしょう(最終的に満たすべき基準は組織要件に依存します)。
一方で、単一DBのみを運用する小規模チームでは、用途によっては Navicat の個別製品(例:Navicat for MySQL 等)を検討した方がコスト効率が高い場合もあります。
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Navicat Premiumの導入・ご相談ならパソナデータ&デザイン
navicat.jpは、Navicatの販売代理店である株式会社パソナデータ&デザインが運営する、法人様向けNavicat専門の販売サイトです。法人向けの購入・見積・各種書類発行に対応しています。
クレジットカードでのご購入方法
クレジットカード決済でのご購入は、パソナデータ&デザインが運営するOSSストア(oss-store.jp)からご利用いただけます。利用可能なカードはVISA・MasterCard・JCB・AMEX・Dinersで、1回の取引が50万円以下の場合に対応しています。OSSストアではSSLによる暗号化通信で安全にお手続きいただけます。
銀行振込・請求書払いでのご購入方法
法人は銀行振込(先払い)に加え、請求書払い(法人限定・社印付き注文書が必要)にも対応しています。見積書の発行は、5本未満は「かんたんお見積り」、5本以上は問い合わせフォームからボリュームディスカウントの相談が可能です。ダウンロード情報(URL)とライセンスキーはメールで案内されます(※自動発行ではありません)。
まとめ
本記事では、Navicat Premiumについて以下の点を解説しました。マルチデータベース対応の統合管理ツールとして、MySQL・PostgreSQL・Oracle・SQL Server などに加え、MariaDBやSQLiteなどにも単一UIで接続できます。クエリビルダー、自動化、データ同期などの機能を備えています。
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Navicat Premiumは14日間の無料トライアルを提供しています。すべての機能を制限なく試せるため、実際の業務データベースに接続して操作感を確かめてから購入の判断ができます。navicat.jp のトライアルページからダウンロードしてお試しください。
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