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HeatWavejp Meetup #02~MySQL HeatWave マルチクラウド対応(Microsoft Azure編)
2023年6月13日に、MySQL HeatWaveユーザーコミュニティ第2回イベントを開催しました。
HeatWavejpは、MySQL HeatWave の良さを多くの人に知ってもらうことを目指し、参加者同士でノウハウやナレッジを共有できるユーザーコミュニティです。本イベントは、参加者同士のつながりを深めることや、ユーザー同士の情報交換の場を目指し開催しています。
今回はスマートスタイル技術部でOracle Cloud Infrastructureの構築・コンサルティングを担当している中村が、当日の様子をレポートします。
MySQL HeatWave の名称を区別しませんか?
登壇者の山﨑氏から、MySQL Database Serviceと呼ばれていたサービスが、現在はMySQL HeatWave Database Serviceと呼ばれている現状の話がありました。山﨑氏は、この変更によってユーザーが混乱する可能性があることを指摘しています。
ユーザーは、MySQLマネージドサービスの範囲とMySQL HeatWaveの範囲を区別することが困難であり、混同してしまう懸念があることを強調。
山﨑氏の提案は、MDSノードとHeatWaveノードそれぞれのサービス名称を明確に区別して呼ぶことです。
それぞれの名称を区別することで、ユーザーがMySQLマネージドサービスなのかHeatWaveサービスなのかを明確に識別できるようになります。
私はこれにより、山﨑氏の提案は、ユーザーの視点だけでなく、設計や開発者にとっても重要であり、共通の認識を持つことで認識のずれや課題の解消につながると感じました。
ユーザーがサービスの範囲や名称についての明確な理解を深めることができ、円滑なコミュニケーションと効果的な開発が実現されるのではと、思います。
MySQL HeatWave 最新アップデート情報
続いての登壇は藤本氏です。
紹介した内容はMySQL HeatWaveの最新アップデート情報です。情熱的に話してくれました。
開発や構築に携わる技術者にとって、最新アップデートをいち早く知ることは、何らかの課題を解決するための重要な要であり、手段の一つだとも言えます。
藤本氏による最新アップデート情報の紹介は、以下のような内容でした。
今年の3月にはMySQL HeatWaveに新しいスモールシェイプが提供され、また「ポイント・イン・タイム・リカバリー」という以前は実装されていなかったサービスの導入があり、使用が可能になりました。
これらの情報は、現場の技術者たちにとって興味深く、試してみたいという意欲をかき立てるものでした。
藤本氏が紹介されていた最新アップデート情報は、現場の技術者たちにとって貴重な情報であり、より効果的な活用や新たな取り組みに繋がることを期待できました。
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