はじめに
以前こちらのブログ記事でもご紹介しましたが、Oracle社製の統合監視ツールであるEnterprise Manager Cloud Control(以降EMCC) に Oracle Enterprise Manager for MySQL(以降 EM for MySQL) のプラグインを導入することで、EMCC で MySQL の監視を行うことができます。
このブログでは、EMCC に監視ターゲットを追加後に確認できる、Query Analyzer画面とMemory Usage画面にどのような情報が表示されているかを紹介します。
なお、ターゲットホーム画面に表示される情報については以前弊社ブログでご紹介していますのでこちらも併せてご覧ください。
Oracle Enterprise Manager for MySQLの画面紹介(ターゲットホーム画面)
前提
対象バージョンは以下です。
- Oracle Enterprise Manager Cloud Control 13c Release 5
- Oracle Enterprise Manager for MySQL Database 13.5.3.0.0
- MySQL Server 8.4.4 (監視対象のMySQL)
EM for MySQL のプラグイン追加方法、およびターゲットの追加方法については、以下リファレンスをご参照ください。
Chapter 1 Installing Oracle Enterprise Manager for MySQL Database
Query Analyzer画面、Memory Usage画面への遷移方法
EMCC に MySQL を監視ターゲットとして追加後、以下の流れでQuery Analyzer画面ならびにMemory Usage画面に遷移できます。
-
ブラウザから EM コンソール(
https://[IP Address]:[Port]/em
)にログインします。 -
画面左上の「MySQL Database」の箇所を押下し、「Query Analyzer」もしくは「Memory Usage」を押下します。
Query Analyzer画面の紹介
Query Analyzer画面では、sys.statement_analysis ビューから収集したデータをもとに作成されたレポートを表示しています。
MySQL サーバーで実行された SQL 文を監視し、各クエリの詳細、実行回数、実行時間を確認できます。
以前のバージョンではビューの情報が表示されているのみでしたが、
2025/01/24 にリリースされた EM for MySQL 13.5.3.0.0 プラグイン(執筆時点で最新)からは、以下の3つの値をキーに並び替えができるようになりました。
- Total Latency (ステートメントが実行開始されるまでの合計待機時間)
- Execution Count (ステートメントが実行された合計回数)
- First Time Seen (ステートメントが最初に表示された時刻)
また、表示対象となる期間も以下の3つから選べるようになりました。
- Current
- Last 24 Hours
- Last 7 Days
Query Analyzer画面に表示されている列の説明は公式リファレンス に載っていますので必要に応じて併せて参照ください。
※現時点ではリファレンスの更新が追いついておらず、並び替えや期間指定については言及がないようです
各クエリの詳細画面
テーブル内の各行には、1 つの正規化されたクエリの統計情報が表示されます。
クエリをクリックすると、 平均実行時間、合計実行回数、影響を受けた行数(一定期間)など、そのクエリの追加データが読み込まれます。
Memory Usage画面の紹介
このダッシュボードでは、sys.memory_global_by_current_bytes ビューの情報を表示しています。
監視ターゲットの MySQL において、イベント別にグループ化されたメモリ使用量が一覧表示されます。
まとめ
今回は EM for MySQL のQuery Analyzer画面とMemory Usage画面について紹介しました。
本ブログが、EM for MySQL に表示される画面の内容把握の一助となれば幸いです。
今後も EM for MySQL の各機能や画面の紹介ブログを作成していく予定ですので、ご期待ください!