OCIのWebコンソールからSRが直接作成できるようになっていた件について

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OCIのWebコンソールからSRが直接作成できるようになっていた件について

先月の 4/28 に Web コンソールからサポート・リクエストの作成機能がリリースされていました ので触ってみました

まず、現時点(5/12)ではSRを起票する手段として、以下の3点が考えられます
1. Oracle Cloud Support で起票する
2. My Oracle Support で起票する
3. OCI の Web コンソールから起票する

そこで、それぞれの手段においての入力項目の違いなど紹介していきたいと思います

目次

1. Oracle Cloud Support で起票する

画像が多くなってしまうため、全ての選択肢に関して記述はしませんが、下記のような選択・入力を行う必要があります
※項目数が多い、入力が面倒な箇所のみをピックアップしています

1-a. サービス・タイプ

OCI, OCI-C 含めたサービスが表示されるため、かなり多いです

1-b. 問題タイプ

今回はサービス・タイプに Oracle Cloud Infrastructure を選択してみましたが、タイプの選択で35項目あり、それぞれの項目毎に平均で5〜6項目の選択肢が更にあります

1-c. オプション

オプションの質問とありますが、必須となっています
この入力を完了するためには、事前にテナントやコンパートメントの ocid を調べておく必要があります

1-d. 確認・送信

必要なら添付ファイルを付けて、送信で完了です

2. My Oracle Support で起票する

こちらも、同様に選択項目が多い箇所をピックアップしていきたいと思います

2-a. サービス・タイプ

Oracle Cloud Support と同じ選択肢となりますが、こちらは絞り込みが可能であったり、履歴から選択できたりと、細かなところで便利になっています

2-b. 問題タイプ

こちらは、 Oracle Cloud Service と変わらず、35種類のタイプを選択し、更に細かな項目を選択する必要があります

2-c. オプション

My Oracle Supoort からサービス・リクエストを起票する場合は、テナントやコンパートメントの ocid の入力は必要ありません
もちろん、必要な場合はサポート担当者より確認の連絡が来ますので、情報提供のタイミングが早いか遅いかの違いではあります

3. OCI の Web コンソールから起票する

3-a. Web コンソールからサポート・リクエストの作成を選択する

このメニュー項目が新たに追加された、サポート・リクエストの作成メニューとなり、ヘルプボタンをクリックすることで表示されます

3-b. サポート・リクエストを作成する

入力項目も、問題のサマリーと問題の説明だけという、シンプル設計です
テナントなどの ocid の入力も必要有りません(おそらく、ログイン情報などから取得していると思われます)

まとめ

SR の起票に関してはとても簡単になり、やりたいこと(オラクル社に質問をする)が簡潔に行えるようになったのはとても喜ばしいことではないでしょうか
残念・改善して欲しいこととして、起票したリクエストの一覧表示はとても遅いことと、ファイルの添付に関しては未対応という点でしょうか

これらを踏まえて、起票は Web コンソールから、閲覧・更新等は Oracle Cloud Support や My oracle Support からと使い分けるのが良いのではないでしょうか


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